マーフォークのススメその②潮流の先駆けの採用理由と強さについて
2016年1月11日 TCG全般 コメント (7)
なんとなくダイアリーノートを放置していたのが気になり、久しぶりに更新する気になった僕です
Twitterで一応アンケートを取ったところ、モダンについての要望が多かったのでいつも通りモダンマーフォークのことについて書こうと思います
アンケートに投票していただいた方々、ありがとうございました
この場を借りて御礼を言わせてもらいます、感謝!
あとモダンとは書いたけどマーフォーク以外でこんなの書いて!みたいなのありましたらコメントやらなんやらで教えてもらえたらやるかもしれません…
さて最近のマーフォークですが、レガシー環境にも採用される新規カードが入りました
Harbinger of the Tides / 潮流の先駆け (青)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
あなたが潮流の先駆けを唱えるためにさらに(2)を支払うなら、あなたは潮流の先駆けを、瞬速を持っているかのように唱えてもよい。(あなたはこれを、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
潮流の先駆けが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするタップ状態のクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれをオーナーの手札に戻してもよい。
2/2
このカードは2マナ2/2の基本的なスペックを持ちながらタップ状態のクリーチャーをバウンスする能力を持っています
よく勘違いされている方がいますが、この効果は4マナでインスタントタイミングで唱えなくても場にでてしまえば誘発します
なので自分のメインフェイズに唱えることで相手のタップ状態のクリーチャーをバウンスするのはもちろん、薬瓶からポロリと出して今まさに殴りかかるクリーチャーをバウンスすることすら可能です
マーフォークが苦手な、後手でテンポを取る動作を行えるのがこのカードの強みですね
また他カードとのシナジーも持っていて、幻影の像を潮流の先駆けとして場に出した場合もバウンスさせることが可能
青青が出しにくい場面もあるでしょうが、逆を言えば信心も2たまるわけで、序盤のテンポを取りつつ波使いで大量のトークンを出すなんて動きもでき、なかなか器用です
特に噛み合いで強いのはメロウの騎兵とのシナジー
Merrow Reejerey / メロウの騎兵 (2)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) 兵士(Soldier)
あなたがコントロールする他のマーフォーク(Merfolk)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがマーフォーク呪文を唱えるたび、パーマネント1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。
2/2
潮流の先駆けはマーフォークなのでメロウの騎兵の「ぐるぐる」効果を着地前に行えます
これにより
メロウの騎兵の効果で対戦相手のクリーチャーをタップ→潮流の先駆けの効果でタップしたクリーチャーをそのままバウンス
ということが可能に!これは強い!
この効果は呪禁や被覆やプロテクションなんかは抜けられないのですが、プロテクション(有色の呪文)である悪名高きエムラクールをバウンスさせることができます!なんて強いんだ潮流の先駆けくん!
最近のだいたいのリストを見てると蒸気の絡みつきが抜けて代わりに採用されているみたいです
僕は殴れる絡みつきとよく言ってますが、基本スペックとマーフォークシナジーがありながらのバウンス生物は文句なしに強いです
絡みつきと違うのはたびたび絡みつきが擬似的な火力になることがあるので、瞬時にクロックを刻まないところ
あとは自軍を除去から守れないところがあります
ただ最近増加しているグリクシスの対策という点を取ってもこちらに軍配が上がるかと思います
またこの潮流の先駆けのテクニックというか、覚えておくと強いムーブがひとつ
対双子との対戦でのことなのですが
双子を付けたやっかい児や詐欺師の総督が能力を起動したときにスタックで薬瓶や瞬速で場に出せば無限コンボを妨害できます
「いや!そんなこと知ってるよ!」と言われるかもしれませんが、コレがとても重要なのです
双子側はサイドから払拭を採用してくる場合が多く、インスタントの妨害をカウンターしてくる可能性があります
ここが先駆けであることで打ち消されにくい、薬瓶や洞窟なんかから出したらほぼ確定バウンスが決まります
またコレが本当に強いところなのですが、潮流の先駆けがバウンスするのは「対戦相手がコントロールするタップ状態のクリーチャー1体を対象とする。」ということになってます
一見するとここの限定的な部分は弱く見えるのですが、双子を相手にした時にだけはこれが活きます
何故ならば「呪文滑りを無視できるから」
双子側が入れてくる呪文滑り、こいつのすべらせをアンタップ状態ならかわしてお目当ての生物をバウンスできるんですよ!
呪文滑りが殴ってる場面なんてほとんど見たことないし、メインに入れた・サイドから増した妨害手段ですら無視するのは驚異です
とかなんとか言ってますが呪文滑りに白黒剣握らせて殴った過去が実は僕にはありますけどもw
まあそんな感じで潮流の先駆けについて書いていたら文字数がかなり増えてしまいましたね…
なのでここいらで一区切りとさせてもらいます
モダンだけでなくレガシーでも見かけるようになった先駆けくん、採用枚数にその人なりのメタ読みやらセンスが問われるので何枚が正解というのはないと思っていますが、だいたい2枚から4枚で地域メタや仮想敵でわかれてます
因みに僕はマーフォーク以外にヴェンディリオン三人衆や綺羅を採用している関係もあり二枚にしています、参考になるかわかりませんが…
アドグレイスや精力の護符のような生物がいなかったり生物が寝ないデッキに弱いのと、メロウの騎兵が少ないレシピなのも理由ですかね
自分はとにかくまるいデッキを好むので
そんなワケでモダン記事を、というか先駆けの記事だなもうこれ…を書いてみました
感想とかあればお気軽に、励みになります
あとTwitterではモダン記事を希望されたのですが、マーフォーク以外のこんなん書いて欲しかったとか、そもそも全然違う!こういうの見たかった!とかあれば言ってください
やるかどうかはわかりませんが励みになります
なんにせよ久々に長文書いたけどこんなの読んでくれる人いるのか?
無人島からボトルメール出してる気分です
爆裂都市!!昔はダサく聴こえたバトルロッカーズの曲がかっちょよく聴こえてくる日々、僕はマッドスターリン派です!臓物を食らえ!!
Twitterで一応アンケートを取ったところ、モダンについての要望が多かったのでいつも通りモダンマーフォークのことについて書こうと思います
アンケートに投票していただいた方々、ありがとうございました
この場を借りて御礼を言わせてもらいます、感謝!
あとモダンとは書いたけどマーフォーク以外でこんなの書いて!みたいなのありましたらコメントやらなんやらで教えてもらえたらやるかもしれません…
さて最近のマーフォークですが、レガシー環境にも採用される新規カードが入りました
Harbinger of the Tides / 潮流の先駆け (青)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
あなたが潮流の先駆けを唱えるためにさらに(2)を支払うなら、あなたは潮流の先駆けを、瞬速を持っているかのように唱えてもよい。(あなたはこれを、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
潮流の先駆けが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするタップ状態のクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれをオーナーの手札に戻してもよい。
2/2
このカードは2マナ2/2の基本的なスペックを持ちながらタップ状態のクリーチャーをバウンスする能力を持っています
よく勘違いされている方がいますが、この効果は4マナでインスタントタイミングで唱えなくても場にでてしまえば誘発します
なので自分のメインフェイズに唱えることで相手のタップ状態のクリーチャーをバウンスするのはもちろん、薬瓶からポロリと出して今まさに殴りかかるクリーチャーをバウンスすることすら可能です
マーフォークが苦手な、後手でテンポを取る動作を行えるのがこのカードの強みですね
また他カードとのシナジーも持っていて、幻影の像を潮流の先駆けとして場に出した場合もバウンスさせることが可能
青青が出しにくい場面もあるでしょうが、逆を言えば信心も2たまるわけで、序盤のテンポを取りつつ波使いで大量のトークンを出すなんて動きもでき、なかなか器用です
特に噛み合いで強いのはメロウの騎兵とのシナジー
Merrow Reejerey / メロウの騎兵 (2)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) 兵士(Soldier)
あなたがコントロールする他のマーフォーク(Merfolk)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがマーフォーク呪文を唱えるたび、パーマネント1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。
2/2
潮流の先駆けはマーフォークなのでメロウの騎兵の「ぐるぐる」効果を着地前に行えます
これにより
メロウの騎兵の効果で対戦相手のクリーチャーをタップ→潮流の先駆けの効果でタップしたクリーチャーをそのままバウンス
ということが可能に!これは強い!
この効果は呪禁や被覆やプロテクションなんかは抜けられないのですが、プロテクション(有色の呪文)である悪名高きエムラクールをバウンスさせることができます!なんて強いんだ潮流の先駆けくん!
最近のだいたいのリストを見てると蒸気の絡みつきが抜けて代わりに採用されているみたいです
僕は殴れる絡みつきとよく言ってますが、基本スペックとマーフォークシナジーがありながらのバウンス生物は文句なしに強いです
絡みつきと違うのはたびたび絡みつきが擬似的な火力になることがあるので、瞬時にクロックを刻まないところ
あとは自軍を除去から守れないところがあります
ただ最近増加しているグリクシスの対策という点を取ってもこちらに軍配が上がるかと思います
またこの潮流の先駆けのテクニックというか、覚えておくと強いムーブがひとつ
対双子との対戦でのことなのですが
双子を付けたやっかい児や詐欺師の総督が能力を起動したときにスタックで薬瓶や瞬速で場に出せば無限コンボを妨害できます
「いや!そんなこと知ってるよ!」と言われるかもしれませんが、コレがとても重要なのです
双子側はサイドから払拭を採用してくる場合が多く、インスタントの妨害をカウンターしてくる可能性があります
ここが先駆けであることで打ち消されにくい、薬瓶や洞窟なんかから出したらほぼ確定バウンスが決まります
またコレが本当に強いところなのですが、潮流の先駆けがバウンスするのは「対戦相手がコントロールするタップ状態のクリーチャー1体を対象とする。」ということになってます
一見するとここの限定的な部分は弱く見えるのですが、双子を相手にした時にだけはこれが活きます
何故ならば「呪文滑りを無視できるから」
双子側が入れてくる呪文滑り、こいつのすべらせをアンタップ状態ならかわしてお目当ての生物をバウンスできるんですよ!
呪文滑りが殴ってる場面なんてほとんど見たことないし、メインに入れた・サイドから増した妨害手段ですら無視するのは驚異です
とかなんとか言ってますが呪文滑りに白黒剣握らせて殴った過去が実は僕にはありますけどもw
まあそんな感じで潮流の先駆けについて書いていたら文字数がかなり増えてしまいましたね…
なのでここいらで一区切りとさせてもらいます
モダンだけでなくレガシーでも見かけるようになった先駆けくん、採用枚数にその人なりのメタ読みやらセンスが問われるので何枚が正解というのはないと思っていますが、だいたい2枚から4枚で地域メタや仮想敵でわかれてます
因みに僕はマーフォーク以外にヴェンディリオン三人衆や綺羅を採用している関係もあり二枚にしています、参考になるかわかりませんが…
アドグレイスや精力の護符のような生物がいなかったり生物が寝ないデッキに弱いのと、メロウの騎兵が少ないレシピなのも理由ですかね
自分はとにかくまるいデッキを好むので
そんなワケでモダン記事を、というか先駆けの記事だなもうこれ…を書いてみました
感想とかあればお気軽に、励みになります
あとTwitterではモダン記事を希望されたのですが、マーフォーク以外のこんなん書いて欲しかったとか、そもそも全然違う!こういうの見たかった!とかあれば言ってください
やるかどうかはわかりませんが励みになります
なんにせよ久々に長文書いたけどこんなの読んでくれる人いるのか?
無人島からボトルメール出してる気分です
爆裂都市!!昔はダサく聴こえたバトルロッカーズの曲がかっちょよく聴こえてくる日々、僕はマッドスターリン派です!臓物を食らえ!!
コメント
デッキに触れたことも当たったことさえない門外漢なので、とても語れないっすーw!申し訳ない。でも興味はあります。
ぺぺろんさん
そのエルフを戻していただきたい(にやにや)!
かめさん
ゴブリンはほんとわからないので・・・でも勉強になりそうですね。
ボロスは正義なので私のカラー(ラクドス)の逆をいくーーーー
オレリアは好きです