先日晴れる屋で某氏とフリプなどしていたときのことふとトイレに一緒に行った某氏と壁の月刊予定表をぬぼーっと見ていたときのこと。
某氏「ささくれさん、チームレガシー出ません?」
僕「いいっすね、出ますか。デッキはマナレスドレッジと無限火力デッキとマーフォークとありますが・・・どれ」
某氏「マーフォークで(全部言い終わる前に)!私はANTを使いますから」
僕「ではそれで」
この間実に30秒。一分も経たずに快諾した。そして共通の友人である某氏を強制的に参加してもらうていでレガシーチームを結成したのであった。
「チームレガシー」
このレガシーはフォーマットのことだから言うまでもないんだが、晴れる屋がやっているチーム戦というのは基本地形以外のカードがチーム内で4枚しか使えないという特殊ルールだ。
メインボードはもちろんサイドボードですらこのルールが適応される。当然っちゃ当然か・・・。
だから全部の色が基本的にはばらけるようになる。各色のパワーカードを入れた多色のデッキをつくればそれだけ他の人間の使う同色のカードが使えなくなっていくわけだ。レガシー名物のwillだって4枚。
そんな中僕がマーフォークでいくことになったのはまあへっぽこレガシープレイヤーといえどマーフォークへの理解度がそれなりにあると判断されたから(使い慣れているから)ってのもあるんだけど
「色が単色でドローソースもほとんどないから他デッキ被らなくて済んだ」ってのがある
他の二人が組んだデッキはANTとマーベリックなのだけれど、お互いがお互いのカードをほとんど被らせずに広々とデッキが組めた。こちらのサイドに外科的摘出が入れられないくらいで、それも代用ができたからあまり気にはならなかったかな。
で、なんでこんな当然のことを長々と書いてきたかっていうとですね!
「マーフォークは単色だからチーム戦に自然と組み込める」!!!ってことが言いたかったんですよ。
色が単色だからわりとチーム戦でのパーツが被らずに済むんですよわりと。
せっかくモダンもレガシーも組んだんだから色々なことがしたい・・・って時にこのチーム戦はほんとオススメ。気の合う仲間と一緒にやいのやいのしながら対戦するのは楽しいヨ!
普段は仲良くてもお互い殺し愛をする仲の友人たちが一緒に戦ってくれるのは、いつものフォーマットとは別の楽しさがあるんすよねー。
とまあまたマーフォークを組む際の地味いいいなメリットをさらっと書いたところで使用デッキなのですが、添付した画像の通りです。
画像の通りって!写真撮ったのがブレてなんか全然見えてねえぞこれ・・・。
しかしリスト書くの面倒(本音)なのでこれでなんとか見てください。というか他の人綺麗にリスト英語付きで書いてるけど何かいいツールがあるのかしらね?
ともかくチャリス入りマーフォークを試したかったっていうのが組んだ理由です。
虚空の杯はモダンではそこそこなカードですが、1マナ~3マナ域がほとんどのカードで構成されているレガシーでは驚異的な強さを発揮します。
しかしこの虚空の杯のデメリットというか効果。こちらの呪文まで打ち消してしまうんですね。
しかしそこはマーフォーク、狡猾にいきます。
このデッキのリストを見てもらえばわかると思いますが、このデッキに1マナのスペルは入っていません。
これがどういうことなのか。虚空の杯の効果を今一度見てみましょう。
Chalice of the Void / 虚空の杯 (X)(X)
アーティファクト
虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しい点数で見たマナ・コストを持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す。
「打ち消す」のですよ。
そこで霊気の薬瓶の効果を今一度見てみましょう
AEther Vial / 霊気の薬瓶 (1)
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、点数で見たマナ・コストが霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カードを1枚、戦場に出してもよい。
「戦場に出す」のですよ
つまりこちらは一方的に生物を展開できる。
仮に長期戦になって杯を4マナ使って置いたとしても、こちらが薬瓶を出してさえいれば何の問題もありません。まあ目くらましは打ち消されちゃうけどそこはしょうがない。
それでもデッキに入った4枚のカードを都合よく引くかね?と思ったあなた、そこで魂の洞窟ですよ。
Cavern of Souls / 魂の洞窟
土地
魂の洞窟が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用でき、その呪文は打ち消されない。
「打ち消されない」
確かに虚空の杯はこちらがキャストしたマーフォークを打ち消そうとしてきます、ただ洞窟から出したマーフォークは打ち消される心配がないので何の問題もなく着地します。すごいぜ魂の洞窟!
レガシーで結果を出しているチャリス入りマーフォークの強みはここにあります。ハンド一枚減らすものの拘束するのはほぼ相手のみ、こちらは好き勝手生物を展開して勝ちます。
この虚空の杯、デッキによっては本当に致命的で、出した瞬間に投了される場面なんてのもたまにあるくらいです。
ドローソース、火力、除去。レガシーにはびこる1マナの強力スペルを封殺できるのですから、弱いわけがありません。
一時期宝船デルバーが流行ったときに3倍の値段になった虚空の杯を思えば、どれだけの拘束力が一部のデッキにあるかは想像がつくと思います。
他はだいたい普通のマーフォークと同じですね。基本生物はだいたい一緒。
虚空の杯を二枚引きたくないのと、相手のデッキがチーム戦の関係上杯を置いても関係のないデッキが多くある可能性を考えメイン3にしました。でもそれなら最初から入れるなよって気がしなくもないですが、ためしに使ってみたかったって気持ちが先行していたもんですいませぬ。
サイドの白鳥の歌は本当は狼狽の嵐にしたかったけど持ってないから・・・虚空の杯で狼狽の嵐は打ち消されるんだけどストームでコピーされた分は「唱えて」いないからちゃんと対象とって要求するのよね。本当狼狽欲しい。欲しい!
そのうち買います。
あとヴェンディはどんなデッキに対しても強いけど、サイド後から入ってくる対策カードをはじくために入れてる。薬瓶から出してやればほぼ逃れられないハンデスとして機能するし、相手の奇跡がカード公開した瞬間に出して公開したカードをボトムに落とせるウラ技もあるので。
あとモダマス2で当てたヴェンディfoilを自慢したかったからってのもある。
プレイマットもヴェンディのをGPで買ってきてもらってたので使いたかったんすよー。
サイドに墓地対策がガン積みされてるのはリアニとドレッジとジャンドの罰する火、あとエルフを警戒したりとかで入れてました。当日はリアニとガンガン当たることになるわけですが、それはまた後日に。
とりあえず今日はこの辺で、後編へ続きます。
添付画像ですが、このチームレガシーって、3人でチームを組むし実質プリパラみたいなとこありますよね・・・。晴れる屋はプリズムストーンだったんだよ(キバヤシ風にすごみながら次回へ続く)!
某氏「ささくれさん、チームレガシー出ません?」
僕「いいっすね、出ますか。デッキはマナレスドレッジと無限火力デッキとマーフォークとありますが・・・どれ」
某氏「マーフォークで(全部言い終わる前に)!私はANTを使いますから」
僕「ではそれで」
この間実に30秒。一分も経たずに快諾した。そして共通の友人である某氏を強制的に参加してもらうていでレガシーチームを結成したのであった。
「チームレガシー」
このレガシーはフォーマットのことだから言うまでもないんだが、晴れる屋がやっているチーム戦というのは基本地形以外のカードがチーム内で4枚しか使えないという特殊ルールだ。
メインボードはもちろんサイドボードですらこのルールが適応される。当然っちゃ当然か・・・。
だから全部の色が基本的にはばらけるようになる。各色のパワーカードを入れた多色のデッキをつくればそれだけ他の人間の使う同色のカードが使えなくなっていくわけだ。レガシー名物のwillだって4枚。
そんな中僕がマーフォークでいくことになったのはまあへっぽこレガシープレイヤーといえどマーフォークへの理解度がそれなりにあると判断されたから(使い慣れているから)ってのもあるんだけど
「色が単色でドローソースもほとんどないから他デッキ被らなくて済んだ」ってのがある
他の二人が組んだデッキはANTとマーベリックなのだけれど、お互いがお互いのカードをほとんど被らせずに広々とデッキが組めた。こちらのサイドに外科的摘出が入れられないくらいで、それも代用ができたからあまり気にはならなかったかな。
で、なんでこんな当然のことを長々と書いてきたかっていうとですね!
「マーフォークは単色だからチーム戦に自然と組み込める」!!!ってことが言いたかったんですよ。
色が単色だからわりとチーム戦でのパーツが被らずに済むんですよわりと。
せっかくモダンもレガシーも組んだんだから色々なことがしたい・・・って時にこのチーム戦はほんとオススメ。気の合う仲間と一緒にやいのやいのしながら対戦するのは楽しいヨ!
普段は仲良くてもお互い殺し愛をする仲の友人たちが一緒に戦ってくれるのは、いつものフォーマットとは別の楽しさがあるんすよねー。
とまあまたマーフォークを組む際の地味いいいなメリットをさらっと書いたところで使用デッキなのですが、添付した画像の通りです。
画像の通りって!写真撮ったのがブレてなんか全然見えてねえぞこれ・・・。
しかしリスト書くの面倒(本音)なのでこれでなんとか見てください。というか他の人綺麗にリスト英語付きで書いてるけど何かいいツールがあるのかしらね?
ともかくチャリス入りマーフォークを試したかったっていうのが組んだ理由です。
虚空の杯はモダンではそこそこなカードですが、1マナ~3マナ域がほとんどのカードで構成されているレガシーでは驚異的な強さを発揮します。
しかしこの虚空の杯のデメリットというか効果。こちらの呪文まで打ち消してしまうんですね。
しかしそこはマーフォーク、狡猾にいきます。
このデッキのリストを見てもらえばわかると思いますが、このデッキに1マナのスペルは入っていません。
これがどういうことなのか。虚空の杯の効果を今一度見てみましょう。
Chalice of the Void / 虚空の杯 (X)(X)
アーティファクト
虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しい点数で見たマナ・コストを持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す。
「打ち消す」のですよ。
そこで霊気の薬瓶の効果を今一度見てみましょう
AEther Vial / 霊気の薬瓶 (1)
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、点数で見たマナ・コストが霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カードを1枚、戦場に出してもよい。
「戦場に出す」のですよ
つまりこちらは一方的に生物を展開できる。
仮に長期戦になって杯を4マナ使って置いたとしても、こちらが薬瓶を出してさえいれば何の問題もありません。まあ目くらましは打ち消されちゃうけどそこはしょうがない。
それでもデッキに入った4枚のカードを都合よく引くかね?と思ったあなた、そこで魂の洞窟ですよ。
Cavern of Souls / 魂の洞窟
土地
魂の洞窟が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(T):あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用でき、その呪文は打ち消されない。
「打ち消されない」
確かに虚空の杯はこちらがキャストしたマーフォークを打ち消そうとしてきます、ただ洞窟から出したマーフォークは打ち消される心配がないので何の問題もなく着地します。すごいぜ魂の洞窟!
レガシーで結果を出しているチャリス入りマーフォークの強みはここにあります。ハンド一枚減らすものの拘束するのはほぼ相手のみ、こちらは好き勝手生物を展開して勝ちます。
この虚空の杯、デッキによっては本当に致命的で、出した瞬間に投了される場面なんてのもたまにあるくらいです。
ドローソース、火力、除去。レガシーにはびこる1マナの強力スペルを封殺できるのですから、弱いわけがありません。
一時期宝船デルバーが流行ったときに3倍の値段になった虚空の杯を思えば、どれだけの拘束力が一部のデッキにあるかは想像がつくと思います。
他はだいたい普通のマーフォークと同じですね。基本生物はだいたい一緒。
虚空の杯を二枚引きたくないのと、相手のデッキがチーム戦の関係上杯を置いても関係のないデッキが多くある可能性を考えメイン3にしました。でもそれなら最初から入れるなよって気がしなくもないですが、ためしに使ってみたかったって気持ちが先行していたもんですいませぬ。
サイドの白鳥の歌は本当は狼狽の嵐にしたかったけど持ってないから・・・虚空の杯で狼狽の嵐は打ち消されるんだけどストームでコピーされた分は「唱えて」いないからちゃんと対象とって要求するのよね。本当狼狽欲しい。欲しい!
そのうち買います。
あとヴェンディはどんなデッキに対しても強いけど、サイド後から入ってくる対策カードをはじくために入れてる。薬瓶から出してやればほぼ逃れられないハンデスとして機能するし、相手の奇跡がカード公開した瞬間に出して公開したカードをボトムに落とせるウラ技もあるので。
あとモダマス2で当てたヴェンディfoilを自慢したかったからってのもある。
プレイマットもヴェンディのをGPで買ってきてもらってたので使いたかったんすよー。
サイドに墓地対策がガン積みされてるのはリアニとドレッジとジャンドの罰する火、あとエルフを警戒したりとかで入れてました。当日はリアニとガンガン当たることになるわけですが、それはまた後日に。
とりあえず今日はこの辺で、後編へ続きます。
添付画像ですが、このチームレガシーって、3人でチームを組むし実質プリパラみたいなとこありますよね・・・。晴れる屋はプリズムストーンだったんだよ(キバヤシ風にすごみながら次回へ続く)!
コメント
また何か参加しましょう、いつでも声かけてくだされー